2006年06月01日

“パクリ”をやる人のアイデンティティは?

芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した某洋画家が、“インスパイヤされた”なんてレベルをはるかに越えて、模写に近い“パクリ作品”を自らの作品として発表していたという話題が、今日もワイドショーでひっきりなしに報じられていました。

今日はそのご本人文化庁に聴取されたみたいですね。

おソースはこちら

ところで、同人の中でのショタジャンルは、広いようで案外狭めのジャンルです。
そんな狭いジャンルでも、やっぱりインスパイヤを越えた『パクリ』をする方がいらっしゃるものです。

僕が先日目撃ドキュンしたのは、設定こそ若干違えど、ストーリー(エチシーン含む)の流れ構図一部のセリフ回し(エチシーンはほとんどセリフ一緒)にいたるまで、数年前に発売されたある作家さんCD-ROMに収録されていた漫画(個人誌の再録らしい)をほとんどパクッているというものでした。
特にエチシーンの構図にいたっては、ページごと構図丸パクリなページもありましたよ〜(TT)

パクられ元の作家さんは、現在活動停止中(?)の状態なので、この事実に気付いている人は極少数でしょう。
それゆえ、その作品がパクリさん自身のものだと信じている人のほうがパクリだと気付いている人よりも多いと思われます。

ただ、ネタ元を知ってる人間が見ると、『マスターに対する明らかな劣化コピー』なわけです〜(^^;;;
まあ、誰が誰の漫画をパクったなんて野暮な話はあえてしませんが、分かっている人だけが分かっていればいいでしょう〜。

さて、冒頭に書いた某洋画家は、TVの取材に対して、
『パッと見同じように見えるかもしれないが、タッチや色合いなど、専門家が見たら明らかに違うものだと分かる
などと詭弁を弄していましたが、どんなに小手先で風合いとかを変えてみたところで構図やディティールが一緒なので、並べて見てみると、どう見てもパクリです。本当にありがとうございました。

ここまで他人の作品をパクっちゃう人って、作品を作っていて楽しいのだろうか、という素朴な疑問が沸いてきます。

僕自身、漫画を描いていて構図に詰まった時なんかは、人様の作品を参考にさせていただくことが多々あります。
また、インスパイヤされた作品から発想を広げてイラストを描くこともあります。
ただ、トレスを含む絵の丸パクリなんてもちろんしませんし、ましてやストーリーの大半をパクるなんて薄ら寒くて出来たもんじゃありませぬ〜(^^;;;

僕の絵はデッサン狂いも多々あるし、自分で見ても決して上手い絵ではないわけですが、それでも作品を描く時にはいわゆる“オレ流”を貫きたいと思うのですよ。
大げさに言うのならば、作品は“自分の生き様”だと思っていますので。

たとえそれで読者様にソッポを向かれても、それはそれで仕方ないっス〜(^^;;;
むしろ、たとえ一人であっても、僕の作品に共感してくださる方がいらっしゃればそれで満足なのです。

だから“パクリ”をやってしまう方の心理がどうしても分からないのです。
パクリ作品共感した人は、あくまでも“パクられた元の作品”に共感したのであって、パクった人共感したわけではないのですから。
posted by ちゃぶ〜 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースに一言
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